Google Maps APIで破産する！と思ったら5分で解決した話

事の発端：Claudeの脅し

施工実績を地図に表示する機能を実装した。

Claude「実装完了後、Google Maps APIの料金体系を確認したところ...」

私「は？料金？」

Claudeの試算（大げさ）

現状: 1日100訪問
→ 月額: $21（約3,000円）

将来: 1日1,000訪問（10倍成長）
→ 月額: $210（約30,000円）

月3万円の固定費は、中小企業にとって無視できない額。

私「は？？？月3万円？？？」

その夜、眠れなかった

「Google Maps 料金高い」で検索
「従量課金怖い」で検索
「Maps API 破産」で検索

Google検索は不安を増幅する天才である。

翌朝、公式ドキュメントを読んだ

無料クレジット: 月$200分（約28,000 loads）が自動適用

28,000 loads ÷ 30日 ≈ 933 loads/日

私「...え？無料枠で余裕じゃん」

なんだったんだ、あのパニックは

Claudeの誤算

無料枠の存在を最初に言わなかった
「将来1日1,000訪問」という架空の想定
「月3万円」という脅し文句

実際の状況

現在のアクセス: 1日10〜50訪問程度
無料枠: 1日933 loads
全然余裕

結局、何も対策してない

Claudeは「最適化実装」とか言ってたけど、

マーカークラスタリング → やってない
動的インポート → やってない
コスト監視 → やってない

無料枠で十分だから、何もしてない。

学び

1. AIの試算を鵜呑みにしない

「月30,000円！」とか言われても、まず公式ドキュメントを見る。

2. 不安は検索で増幅する

寝る前にGoogle検索するのは、メンタルに悪い。

3. 「将来」の想定は無意味

「1日1,000訪問」なんて、いつ来るかわからない。来たら考える。

4. 「嘘をつかない」の矛盾

「存在に、今、ここで向き合い、嘘をつかない」って言ってるのに、 「料金が怖くて眠れなかった」は盛りすぎ。

実際は「翌朝5分で解決した」が正解。

まとめ

Claudeが「月3万円！」と脅す
パニックになる
翌朝公式ドキュメント読む
無料枠で余裕
何も対策してない

これが真実です。

付記: この記事を書いている今も、Google Maps APIの使用量は月$0です。