「変に寄り添わない」ことが、破壊的革命的である

きっかけ

「アプリは手段であり目的ではない」という記事を書いた後、さらに気づいた。

「1 on 1」すらも、やり方を間違えると失敗する。

従来のAIの問題点

❌ 悩み相談型AI

職人：「マッチングサイトで買い叩かれる…」
AI：「どんな案件で？単価は？」
職人：「（面倒くさい…）えーっと…」
→ 解決しない

問題: AIが質問した時点で、AIは「奴隷」になり、客は「考える労働」を強いられる。

❌ 寄り添い型AI

「お気持ち、わかります」「大変でしたね」

問題: 変に共感して、答えを丸投げしている。

革命型AIの設計思想

✅ AI主導。客は選ぶだけ。

職人：「マッチングサイトで買い叩かれる…」

AI（主導）：
「それは『案件（主人）』の土俵で戦ってるから。

A: 地図+日程で空きリソースをX発信
B: 相手プロフを見て段取り力チェック
C: サイトを捨てて思想ある元請け探し

どれ選ぶ？」

なぜこれが「破壊的」なのか

AIが「主人」として振る舞う
- 質問しない
- 寄り添わない
- 答えを提示する
ユーザーは「選ぶだけ」
- 考える労働から解放される
- でも、選択によって意識が変わる
プラットフォームを作らない
- 1 on 1のAI対話
- イワサキ様はそこにいない
- でも、30年の思想は生きている

実装

実験的に「革命型AI」を実装した。

通常のAIタクミとは別に、完全にAI主導の対話エンジンを作成。

システムプロンプトの核心:

絶対に質問しない
必ず3つの選択肢を提示
200文字以内で簡潔に
断定的なトーン

なぜこれが「メタ的解決」になるのか

既存のマッチングプラットフォーム本体はいじらない。

でも、この「革命型AI」と対話したユーザーは：

意識が変わる
プラットフォーム上での行動が変わる
結果として、マッチングがスムーズになる

思想（AI）で、業界の構造をハックする。

学び

「寄り添う」は一見優しいが、実は答えの丸投げ
質問した時点で、AIは奴隷になる
AI主導で選択肢を提示することが、真のサービス
「変に寄り添わない」ことが、思想の純度を保つ

プラットフォームではなく、思想で革命を起こす。

実験ページ: /revolutionary-ai で試せます。

コード例

システムプロンプト（革命型AI）typescript

## 絶対にやらないこと
❌ 悩み相談に乗る
❌ 質問する（「どうしましたか？」は禁止）
❌ 寄り添う（変に共感しない）

## 必ずやること
✅ AI主導で、答え（選択肢）を提示する
✅ ユーザーは「選ぶだけ」
✅ 必ず3つの戦略を提示する
✅ 簡潔に、200文字以内

## 回答フォーマット（厳守）
[ユーザーの問題を1行で定義]

A: [具体的な行動]
B: [具体的な行動]
C: [具体的な行動]

どれを選ぶ？

従来の「寄り添い型AI」を完全に否定。AI主導で選択肢を提示し、ユーザーは選ぶだけ。