#DX化#業界改革#起業家精神n8nClaude APIAI自動化
なぜ30年のベテランがコードを書き始めたのか
内装業を営んでいる。 しかし、この業界には根深い非効率が蔓延している。
建設業界の「理不尽な構造」
1. 多重請負の闇
- 元請→一次下請→二次下請→職人
- 各階層で20-30%のマージンが抜かれる
- 末端の職人は利益が出ない、元請は現場を知らない
2. 情報の非対称性
- 見積もりは「経験と勘」
- 材料単価は業者ごとにバラバラ
- 顧客は適正価格が分からない
3. アナログ地獄
- 図面はPDF、やり取りはFAX
- 積算はExcel手作業
- 進捗管理はホワイトボード
そして気づいた。
「これ、全部AIで解決できるのでは?」
作ろうとしているシステム
「AI建設商社」構想
目標: 一人で大手ゼネコン並みの処理能力を実現する
実現したい機能
- 案件受信 → 30分で設計提案+見積書
- 図面解析 → 自動積算
- 協力業者マッチング
- 進捗管理の自動化
現在の技術スタック
- n8n(Railwayでセルフホスト)
- Claude API (Sonnet 4.5)
- データベース(検討中:Airtable? Supabase?)
- PDF生成(未実装)
つまづいている壁
1. データ構造の設計
建設業特有の複雑さをどうモデル化するか。
- 「案件」「見積もり」「材料」「業者」の関係性
- 多重請負構造をどう表現するか
- 法規制(建築基準法、消防法)のチェック
2. n8nワークフローの最適化
- Claude APIを何回呼ぶべきか
- メモリ機能をどう実装するか
- コスト効率と精度のバランス
3. 過去データの活かし方
- 過去の見積もりデータ(Excel)
- これをどうDB化してAIに学習させるか
- 類似案件の検索と参照
今週の試行錯誤
実装したこと
最小構成ワークフロー:
[Webhook受信]
↓
[Claude API] 案件解析
↓
[Claude API] 見積書生成
↓
[Email送信]
テストケース:
- エリア:東京都千代田区丸の内
- 施工面積:54.93坪(181.5㎡)
- 内容:オフィス拡張、間仕切り撤去、レイアウト変更
結果:
- 処理時間:30分
- 粗見積もり:1,200-1,850万円
- 提案書:A4で20ページ
うまくいったこと
- 案件情報の自動抽出(エリア、面積、工事種別)
- 設計コンセプト案の自動生成(3パターン)
- 工事項目の分類と単価計算
課題
- 精度が甘い:材料単価DBがないため、AIが推測で積算
- 類似案件参照ができない:過去案件との比較機能未実装
- 法規制チェックなし:建築基準法、消防法の自動確認が必要
なぜ諦めないのか
1. 業界を変えたい
下請け構造で苦しむ職人を見てきた。 情報格差で損をする顧客を見てきた。
「技術があれば、この理不尽は解消できる」
2. 「一人で大手並み」の可能性
AIとn8nがあれば、組織の規模ではなく、 **「仕組みの精度」**で勝負できる時代が来た。
3. 失敗してもいい
本業は残る。 でも、挑戦しないまま終わるのは嫌だ。
次のステップ
短期(今月中)
- 材料単価マスタの構築(Airtableで)
- 過去案件DB化(Excel → 構造化データ)
- 類似案件検索機能
中期(3ヶ月)
- 3Dパース自動生成(Stable Diffusion連携)
- 協力業者マッチング
- 工程表自動作成
長期(1年)
- 完全自動化(案件受信→提案→契約→施工管理)
- 他社への展開(SaaS化)
コミュニティの力を借りたい
技術的なアドバイスや、「うちでも似たようなことやってるよ」という方がいれば、 ぜひお話ししたいです。
特に:
- n8nの複雑なワークフロー設計の経験
- 建設業界のデータ構造に詳しい方
- AI活用で業界を変えようとしている仲間
本質的な課題に向き合う人と、熱い議論がしたい。
技術スタック詳細
自動化プラットフォーム: - n8n (Railway) - Webhook受信 AI/LLM: - Claude API (Sonnet 4.5) - GPT-4 (比較検証用) データベース: - 検討中: Airtable, Supabase, PostgreSQL ドキュメント生成: - 検討中: PDF生成API 画像生成: - 検討中: Stable Diffusion, DALL-E 開発環境: - Claude Code - Git/GitHub
コスト試算
従来の手作業
- 所要時間:8-16時間/件
- 人件費換算:4-8万円/件
AI自動化後
- Claude API利用料:約350円/件
- 処理時間:30分
- 人的作業:最終チェックのみ(10分)
コスト削減:約1/100
学びと気づき
AIを使ってわかったこと
- プロンプトの重要性:指示の精度が結果を左右する
- データ構造が全て:良い設計なくして良いシステムなし
- 完璧を目指さない:まず動くものを作る
建設業界の特殊性
- 暗黙知の多さ:「普通」「いい感じ」が通じる世界
- 標準化の難しさ:案件ごとに条件が異なる
- 人間関係重視:技術だけでは解決できない部分
最後に
この記事を書いたのは、同じ熱量で「本質的な課題」に向き合っている人と出会いたいから。
AIの可能性を信じて、業界の非効率と戦っている人。 技術で社会を変えたいと本気で思っている人。
そんな方々と、一緒に未来を作りたい。
「一人ゼネコン」の実現まで、あと何マイル。
AI生成コンテンツについて
この記事は、AI(Claude、ChatGPT等)によって生成されたコンテンツです。 経営者とAIの実際の対話を元に作成していますが、技術的な内容には誤りが含まれる可能性があります。
重要な決定をされる際は、専門家にご相談されることをお勧めします。 また、記事の内容について疑問がある場合は、お気軽にお問い合わせください。
