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CINEPASS映画リスニング

映画が聞き取れないのは、
才能ではなく「数字」の問題。

ネイティブの話し言葉の58.6%は定型表現の塊でできている。そして最頻出の塊は数百個しかない。第二言語習得研究が特定した「実用ライン」だけを、30日で入れる。

頻出チャンク510 | 3ステージ | 論文ベースの設計

Day 1 を始める無料・30日プログラム
研究ベース設計1日17チャンク和訳隠しテストロングテール排除完全自作例文
58.6%
話し言葉に占める定型表現
95.76%
3,000語族での映画カバー率
505
最頻出チャンク (研究)
510
収録チャンク
30
日で完走
Why movies feel impossible

単語帳を何冊やっても、
映画が聞こえない理由。

TOEICで点が取れるのに映画で全滅する人は多い。原因は努力不足ではなく、狙う場所のズレだ。

01. 単語で聞いている

ネイティブは単語を並べていない。セリフの半分以上は塊の貼り付けだ。塊を知らないと、知っている単語の連続すら聞き取れない。

02. カバレッジが足りない

「20語に1語知らない」= 95%未満の状態では、推測が追いつかず理解が崩壊する。これは実験で確認されている数字の壁。

03. ロングテールを追っている

かっこいい珍しい表現から覚えるのは最悪の順番。頻度は極端に偏っていて、二度と遭遇しない表現に時間を溶かすことになる。

The science

感想ではなく、論文で設計した。

CINEPASSの構成は全て第二言語習得研究の実測値に基づく。出典は全て明記する。

カバレッジの壁
最頻3,000語ファミリーで映画セリフの95.76%、6,000語ファミリーで98.15%をカバー

映画318本・延べ284万語のスクリプトを実測した研究(固有名詞・um等の周辺語を既知とした場合)。つまり映画攻略に必要な単語は有限で、しかも上位に集中している。

Webb, S., & Rodgers, M. P. H. (2009). The lexical coverage of movies. Applied Linguistics, 30(3), 407-427.
リスニングの合格ライン
日常的な物語の聴解なら、95%カバレッジで理解のばらつきが大きく減る

90/95/98/100%の4条件の比較実験。読解で言われる「98%ルール」より、聞き取りは低いラインから成立し始める。まず95%ライン到達が現実的な最初のゴール。

van Zeeland, H., & Schmitt, N. (2013). Lexical coverage in L1 and L2 listening comprehension. Applied Linguistics, 34(4), 457-479.
セリフの正体
ネイティブの話し言葉の58.6%は定型表現(チャンク)でできている

コーパスの手作業分析(書き言葉は52.3%)。ネイティブは単語を組み立てていない。塊を貼り付けている。だから塊で覚えた分だけ、処理速度が追いつく。

Erman, B., & Warren, B. (2000). The idiom principle and the open choice principle. Text, 20(1), 29-62.
最頻出チャンクは有限
英語の最頻出の句表現は505個のリストにまとまる

BNC(1億語コーパス)から、最頻5,000語ファミリーに入るのと同等の頻度を持つ句表現を抽出した研究。5,000語リストに統合すると1割超が実は「句」。最初に入れるべき塊は無限ではない。

Martinez, R., & Schmitt, N. (2012). A phrasal expressions list. Applied Linguistics, 33(3), 299-320.
ロングテールの正体
ネイティブの定型表現の在庫は数十万。全部覚えるのは不可能で、その必要もない

ネイティブは「語彙化された文の型」を数十万単位で保持するとされ、固定表現の総数は単語の数に匹敵するという推定もある(Jackendoff, 1997)。ただし頻度は極端に偏っている。追うべきは上位だけ。

Pawley, A., & Syder, F. H. (1983). Two puzzles for linguistic theory. In Language and Communication. Longman.
同じシリーズを観ろ
同一シリーズの連続視聴は、無関係な番組を観るより語彙負荷が低い

テレビ288話・133万語の分析。同じシリーズ内では同じ語が再登場しやすく、繰り返し遭遇による定着に有利。チャンクを入れたら、1作品に絞って回すのが正しい使い方。

Rodgers, M. P. H., & Webb, S. (2011). Narrow viewing: The vocabulary in related television programs. TESOL Quarterly, 45(4), 689-717.
The strategy

ロングテールは、捨てる。

言語の頻度分布は極端に偏っている。実測では、最頻1,000語だけで話し言葉の89.25%が埋まり(Adolphs & Schmitt, 2003)、最頻1,000語族で書き言葉の78〜81%が埋まる(Nation, 2006)。ネイティブの塊の在庫が数十万あっても、実際に耳に届く塊の大半は上位の数百〜数千だ。だからCINEPASSは上位だけを収録し、遭遇率の低い表現は最初から入れていない。「全部覚える」のではなく「遭遇の大半を先回りする」。

最頻出の数百チャンク遭遇の大半はここ。CINEPASSの守備範囲
中頻度の数千映画を観続ければ勝手に貯まる
ロングテール数十万追わない。出会ったときに拾えばいい
The program

3ステージ × 30日 × 510チャンク

1日17個。骨格 → 動詞 → 場面の順に、聞こえる範囲を外側へ広げていく。

STAGE A | DAY 1-10
会話の骨格
Discourse Chunks

話し言葉の約6割は定型表現でできている。まず「切り出し・リアクション・つなぎ」という会話の骨組みを塊で入れる。ここが聞こえると、セリフの構造が見え始める。

STAGE B | DAY 11-20
動詞チャンク
Verb Chunks

映画の動きは figure out / end up / make it のような動詞の塊で語られる。単語でなく塊で処理できると、返しの速度が変わる。

STAGE C | DAY 21-30
場面別チャンク
Scene Chunks

口論、慰め、恋愛、緊急事態、交渉。映画の典型シーンには専用の言い回しがある。シーンごとに塊で入れて、物語の山場を字幕なしで取る。

収録 510 チャンク。例文は全て自作(実在映画のセリフの転載なし)。

何万回やるかじゃない。
どこを狙うかだ。

ネイティブの在庫数十万を追えば終わりはない。だが遭遇の大半を占める上位510なら、30日は「終わりの見える数字」になる。

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