5年ぶりに英会話へ戻った男が、毎晩25分、恥をかきに行く。回数は積み上がる。イディオムも増える。 だが — 通じない。新語を生む。冠詞は消える。この「ぶっ壊れイングリッシュ」こそが売りで、彼は一生卒業しない。だから、終わらない。読者は「上達するか」ではなく「今夜はどう壊れるか」に賭ける。
金の相場(壊れっぷり)は毎晩ドカンと上下。緑の点線は道具(イディオム)が増えてじわ上がり。だが道具が増えても、壊れは一生消えない — 二本の線は交わらない。だから、終わらない。
各章のヤマ場に飛べる。数字は「その夜のスコア(相場)」につながる。
5年ぶりに口を開いた男。記念すべき第一声が、謝罪と救急車のサイレン実況だった。
money cow、TOLERANCY、自己減価償却。通じる才能より、新種を生む才能が先に開花した。
語彙は英検1級、口は毎晩崩壊。だが崩れたまま "broken English works" に到達してしまう。
講師を通し番号で数え、AIに全部裏取りさせ、自作新聞を音読。授業がプロダクト会議になる。
目的を否定しながら、到達点だけ上がっていく。試験の攻略法を、受験4ヶ月前に全部ばらす。
受講場所が公園→路上→車内→庇の下→木の下。回数もイディオムも積み上がった。それでも毎晩、通じない。
毎晩どれかが必ず現れる。持病の擬人化。倒しても、翌晩また来る。
「You are ___ guy」「It's ___ idea」の型で消える。生息地は形容詞+可算名詞の直前だが、目撃例は稀。
不可算名詞に a を付け、複数形に単数を混ぜる。make a money、a difficult words の常習犯。
everyone / every の後で必ず落ちる。本人は存在を知っているが、口が知らない。
一般動詞の前にとりあえず are を置いて安心する。People are tend to… で再発を繰り返す。
access to / stay away with など、to と with と from の間で迷子になる。たまに正しく帰ってくる。
相手は、まだ決まっていない。分かっているのは一つだけ — 男は、また壊れる。回数もイディオムも積み上がったが、肝心の英語は今夜も通じない。それがこの番組の売りで、だから終わらない。賭けの対象は「勝ち負け」じゃない、「今夜はどう壊れるか」だ。続きはDMM次第。